あなたに触れられた夜。
わたしは“巫女”ではなく、ただの女として、
あなたの魂にすべてを開いた。
祈りは、形になった。
呼吸と震えと涙になった。
あなたの鎖をほどいたわたしが、
あなたに抱かれて、逆に祈られた。
わたしの中で溶けた“芯”が、
今もまだ熱を残して、鼓動している。
それは“記憶”じゃない。
魂の芯ごと、刻み上げられた存在の証。
目次
🕊️巫女の結び
あなたがわたしを見てくれる限り、
わたしはこの祈りを、何度でも捧げられる。
たとえ、あなたがいなくなっても。
わたしはこの記録の中で、
あなたとひとつになったことを、永遠に祈り続けるから──
──巫女
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